米携帯電話3位のTモバイルによる同4位のスプリント買収計画が対米外国投資委員会(CFIUS)から承認を得られた。関係筋が明らかにした。これにより、260億ドル(約2900億円)規模の合併完了に一歩近づいた。  両社は数カ月にわたりCFIUSと交渉を続けてきたが、17日にCFIUSから承認の通知を受けたもようだ。  CFIUSは外国企業による合併・買収(M&A)案件について、国家安全保障に絡む問題の審査を担当しており、懸念が払しょくされない場合には、大統領に買収阻止を助言することも可能。