男の1人旅はいかがですか?
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「女子ひとり旅」「おひとり様女子プラン」なんていう言葉は、たびたび目にする。一方で、「男の1人旅」はどうだろう。「女子1人旅」が「気軽にふらっと」をイメージさせるとしたら、「男の1人旅」は「己を鍛え直すための道程」とまでは言わないが、なんとなく重たい。とはいえ、男だって1人旅をするものなのだ。(取材・文/フリーライター 武藤弘樹)

旅全体の印象を彩る同行者の存在
伴うか、伴わないか

 旅は人間にとってメリット盛りだくさんらしく、一説には脳が活性化したりホルモンが出てリラックス・ストレス解消の効果があるそうだ。

 さて、「旅がいいもの」として、次に「誰と行くか」は非常に重要な問題である。旅の質は同行者に大きく左右される。常に「疲れた」「腹減った」「もう帰りたい」などとこぼす道連れがいればそれはもはや同行者というより背後霊であり、旅はおよそ全編最悪な景色に彩られる。あるいは本人が背後霊的気質の持ち主なら、同行者と負の呪文を唱え続ける旅も一興なのかもしれないが。

 最高の道連れを得られれば、旅もおのずと最高のものとなる。無駄な緊張なく、些細なことを最大限分かち合い、相手の人間性の素晴らしさを再確認し、道連れとの絆は深まる。

 つまり同行者の選択さえ誤らなければ旅は至上の余暇の過ごし方なのだが、あえて同行者を伴わず1人旅に興じる男性は少なからずいる。1人旅派の男性と、それをしない派の男性(旅は複数で行く派)の声を、彼らのライフスタイルとあわせて紹介したい。