今年は株式投資家にとって、市場から目を背けたくなるような1年だった。しかし、それでも市場から目を離すまいとする投資家にとってはチャンスが到来している。米国株は9月以降15%下落し、過度に売り込まれた銘柄を探し出す方法はいくらでもある。その一つは、多額のフリーキャッシュフローを創出する能力があるにもかかわらず株価が急落した銘柄を見つけ出すことだ。それは企業のビジネスを評価する上で、業績よりも優れた指標となるケースが多い。ファクトセットのデータによると、年初来の下落率が40%以上で、かつ来年の予想に基づく株価フリーキャッシュフロー倍率が11倍を下回っているS&P500指数構成銘柄は、12月27日時点で10社ある。それらは市場の平均的なバリュエーションに比べ著しく割安な水準だ。
株価急落で買い場到来? さて、何を買うべきか
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