ソフトバンクグループは、シェアオフィス大手の米ウィーワークへの追加出資額を約20億ドル規模に大幅縮小した。は撤回した。株式市場の値動きが大きくなっていることや、複数の投資パートナーからの反対が理由という。事情に詳しい関係者が明らかにした。両社は、早ければ8日にもソフトバンクによるウィーワークへの追加出資について発表する可能性があるという。ウィーワークの評価額は約360億ドル。関係者によると、出資額の半分は既存株主からの株式取得に充てられるという。ソフトバンクは既にウィーワークの主要株主で、10兆円規模の投資ファンド「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」などを通じて80億ドル超を出資している。従来のソフトバンクによるウィーワークの過半数株取得計画は、実現すれば未上場のIT(情報技術)新興企業への投資額としては過去最大規模になるはずだった。複数の関係者によると、ソフトバンクは既存の投資家からの株式取得に100億ドルを充てるほか、今後3年間で60億ドルを追加出資する予定だった。
ソフトバンク、ウィーワーク追加出資を大幅縮小
当初計画の160億ドルから約20億ドル規模に
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