2019年の始めに、“今年の目標”を掲げた人も多いのではないだろうか。こういった目標の達成に成功する人としない人には「ある違い」が存在する。それは「すぐに行動に移せるかどうか」だ。この行動力こそが人生において成功できるかどうかのカギとなる。そこで、35万部を突破したベストセラー『結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる』(青春出版社刊)の著者・藤由達藏が、すぐに行動できる人になるための習慣やマインドチェンジについて解説する。
9割の人はなぜ、すぐに行動を起こせないのか?
人生というのはシンプルなものである。正しい思考と正しい行動を繰り返していれば、良い結果に巡りあえる。人生で道を踏み外したり、ドツボにはまってしまったり、ダメになって自分を変えられない人は、この2つに問題がある場合が多いのだ。そういった人たちは、誤った思考で、誤った行動をとってしまうだろう。
思考はなんとかなるかもしれないが、一番やっかいなのが行動である。アンドリュー・カーネギーが「チャンスに出会わない人間は一人もいない。それをチャンスにできなかっただけである」と言っているように、チャンスはどんな人に対しても平等に訪れる。そのとき、大切なのはそのチャンスに10秒で行動できるかである。