皆さんこんにちは、澤です。
平成最後の年が始まりましたね。皆さんはどんな1年にしたいと考えていますか。私は年始に1年の目標を立てたり、何かの宣言をしたりするタイプではありませんが、せっかくの新年第一弾の記事ですので、今回はグローバル仕事人として今年1年飛躍するために必要な考え方についてお話ししたいと思います。
グローバル企業でも
「日本は特別扱い」の時代は終わった
今年は年号が変わるという一大イベントがあり、東京オリンピックの前年でもあります。また、トランプ政権やEU諸国の動き、ブラジル大統領選の結果などを見ていると、世界中でナショナリズムの高まりが感じられます。昨今の日韓関係の緊張感の高まりも無視することが難しい状況です。
このようなことが重なると、おのずと日本人である私も「国」というものを意識せざるを得ないですし、皆さんも無関心ではいられないことでしょう。
こうした世界情勢のなか、グローバル仕事人にならんとする皆さんは、「国」をどう捉えればいいのでしょうか。また、世界中の人と接する中ではどう振る舞うべきなのでしょうか。
現代では「国」という単位が厳然と存在する一方で、ボーダーレス化もどんどん進んでいます。
私自身は、米国に本社がある企業で、インド人CEOの下で働いています。全世界に同じ仕事をしている仲間が散らばっていて、それぞれのお国事情に合わせてビジネスをしています。ただ、製品やサービスは全世界で共通化されており、社員の評価基準も全世界で統一されています。