いまや、世界共通言語となっている「KAIZEN」。
海外のビジネスパーソンと話をすると、日本の「KAIZEN」というコンセプトが話題に取り上げられることがよくあります。
「KAIZEN」とは、日本語の「改善」という言葉が、そのままアルファベット表記になったもの。
この「KAIZEN」は、仕事のやり方を変えるのに有効です。
「どうすれば仕事の効率がよくなるのか」
「どうしたら部下の業務の効率化がはかれるのか」
「どのようにしたらグループ全体の業務改善ができるのか」
皆さんのようなビジネスエリートの方であれば、そんなことを考えながら日々仕事に邁進しているのではないでしょうか。
「PDCAサイクル」という言葉をご存じの方は多いでしょう。
業務プロセスの管理手法のひとつで、計画(Plan)→実行(Do)→評価(Check)→改善(Act)という4段階の活動を繰り返しおこなうことで、継続的のプロセスを改善していくという考え方です。
この4つのステップを、それぞれの仕事に当てはめ、検証してみると、思ってもみないムダやロスに気づくことがよくあります。これらを見直すことで、業務は作業の時間の削減を図ることができ、業務プロセスの「KAIZEN」となります。
「日本の会議は“報告会”」
外国人上司も驚いた会議の実態
「会議の時間が長すぎる」
「ムダな会議が多い」
こんな不満を抱えていませんか?
ところが、「会議の時間をもっと短くしてもらいたい」「できればこの会議には参加したくない」などと口がさけても言えない。そんなこと上司に向かって言うなんて御法度であると心のなかで思っている人も多いのではないでしょうか。