クラスはファブレス(工場を持たない)ですが、中国に提携工場がありまして、そこで全部企画した家具を作っています。創業当時からこの方針で事業をしていまして、うちのCOOの白河がもともと自社企画、自社生産の家具屋さんを10年以上やっていて、その人脈を使ってこの体制をつくりました。

――しかし、売り切りモデルよりも、サブスクは非常に手間がかかるのではないでしょうか。

 オペレーションは売り切りよりも数倍難しいと思います。家具はユーザーのところへ行って、解体して持って帰ってきて、さらにリペアするという手間が発生します。さらに在庫をどう効率的に管理するかというノウハウも必要です。

 加えて、商品によってはユーザーに盗まれないようにどう管理するかという問題もあります。

――家具はさすがに盗まれることはないですか?

 シングルベッドやテーブルを盗んでやろうという気合の入ったユーザーには、今のところ一人も出会っていないです(笑)。

 それにそもそも、盗んでも売れないと思います。高い家具でも全然値段はつきません。リセールマーケットが確立されていないので、盗難リスクも低いといえますね。リセールマーケットが今後発達するかは、個人でやり取りするには家具は非常に負担が大きいし手間がかかりますので、それほど心配していません。

厄介者のマットレス
クズ糸で独自商品を企画中

――ソファやベッド、テーブルなどすべての家具をリペアするのでしょうか。

 実はソファはリペアが難しいです。張り地を変えるだけで対応できるものもあるんですが、中の綿まで傷んでいる場合は、次のお客さまに使っていただくことはできないことが多いです。

 さきほどテーブルは簡単な例だと言いましたが、ベッドも同じように削ることで簡単にリペアできます。ついでにいうと、マットレスは完全に丸洗いできる、薬品耐性のあるマットレスを揃えようとしています。