日本銀行の生活意識アンケートでは、1年後の景気が今よりも「悪くなる」とする回答が約40%に急増した。
米中貿易戦争などで世界経済の不透明感が強まり、そのことで日本も影響を受けることを皆が心配している証拠だ。しかしだからといって、2019年の景気が悪化して、ビジネスチャンスが完全に失われるということではあるまい。
個人消費の分野はむしろさまざまなビジネスチャンスが増える好機だ。
黄金週間の「10連休」
宿泊旅行などの需要を喚起
2019年のイベントを見渡すと、まず4月末から5月にかけて「10連休」がある。この長期休暇は、旅行需要を喚起するだろう。
すでに、旅行会社には海外旅行の予約が活発化していると伝えている。恐らく、国内旅行をする人も増えるに違いない。