戦後最長の景気拡大がまだ続くと考える理由
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景気は順調に、緩やかな拡大を続けている。少子高齢化による労働力不足で「黄金時代」を迎えている日本経済。2019年のメインシナリオは、引き続き順調な拡大を続け、黄金時代を謳歌することになると考える。(久留米大学商学部教授 塚崎公義)

景気は順調な拡大基調
2019年も引き続き拡大

 12月の月例経済報告は、「景気は、緩やかな回復基調が続いている」とし、先行きについても「緩やかな回復が続くことが期待される」としている。雇用情勢は絶好調であり、企業収益も好調だ。労働力不足を反映して省力化などの設備投資は好調に推移している。

 それ以外でも個人消費は緩やかに回復し、輸出については現状、概ね横ばい圏の推移であるなど、大きな問題は生じていない。

 そうした中、景気は2019年も順調な拡大を続けるだろう。ただ、懸念材料として消費税増税の影響と、貿易とITをめぐる“米中冷戦”の影響に留意が必要だ。