ドナルド・トランプ米大統領の元個人弁護士、マイケル・コーエン氏が2016年の大統領選前に、トランプ氏に優位となるよう世論調査の結果を操作するよう依頼していたことが、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の取材でわかった。依頼を受けたのは、テクノロジー会社レッドフィンチのオーナーで、リバティ大学の最高情報責任者(CIO)のジョン・ゴーガー氏。同大学は、熱狂的なトランプ支持者でキリスト教福音派指導者のジェリー・ファルウェル氏が学長を務める。コーエン氏は2014年1月、米国のトップビジネスリーダーを選ぶCNBCのオンライン調査で、トランプ氏に何度も投票するようなコンピューター上の操作をゴーガー氏に依頼。だがゴーガー氏によると、トランプ氏は上位100人に入らなかった。