Photo:Chip Somodevilla/gettyimages
【ワシントン】今、最も注目されていて最も特別なMAGA(米国を再び偉大に)派のステータスシンボルは、革製のオックスフォードシューズだ。
あなたの好みはウイングチップ、ローファー、それともモンクストラップだろうか。色は黒か、あるいは茶色か。
ドナルド・トランプ米大統領にお任せあれ。
トランプ氏は省庁のトップや議員、ホワイトハウスの顧問、要人に靴をプレゼントしている。閣議では「靴を受け取ったか」と尋ねる。大統領執務室でもらった靴に履き替えた人もいる。1月のランチミーティングでは突然、話題を変えて自分の「素晴らしい」新しい靴の話を始め、保守系コメンテーターのタッカー・カールソン氏に茶色のウイングチップを贈った。
「男性陣はみんな持っている」とホワイトハウスのある女性当局者は話した。「おかしくてたまらない。みんな(もらった靴を)履かないことを恐れているから」と別の関係者は冗談を飛ばした。トランプ氏が見ているからだ。
トランプ氏の大のお気に入りは「フローシャイム」。一世紀以上にわたって快適さとスタイルを両立させてきた米国のブランドだ。価格は手頃で、多くが1足145ドル(約2万3000円)だ。
トランプ大統領は人の靴のサイズを本人の前で当てようとするようになった。側近に注文を指示すると、1週間後、ホワイトハウスにフローシャイムの茶色の箱が届く。こうしたやり取りに詳しい関係者によると、トランプ氏は靴が入った箱にサインしたり、感謝のカードを添えたりすることもあるという。
ブリオーニの高級スーツや長めの赤いネクタイ、美学への強いこだわりで知られる79歳の富豪でもある大統領は昨年末、1日中履いても疲れない靴を探し始め、フローシャイムに落ち着いた。フローシャイムの靴をあまりにも気に入ったトランプ氏は、他の人にも配り始めた。ホワイトハウスによれば、靴の代金はトランプ氏が支払っている。
JD・バンス副大統領もマルコ・ルビオ国務長官も持っている。ショーン・ダフィー運輸長官も、ピート・ヘグセス国防長官も、ハワード・ラトニック商務長官も、ホワイトハウスのスティーブン・チャン広報部長も、ジェームズ・ブレア次席補佐官も、スピーチライターのロス・ワージントン氏もだ。フォックスニュースの司会者、ショーン・ハニティー氏やリンゼー・グラム上院議員も持っている。







