ドナルド・トランプ米大統領は、米政府機関の一部閉鎖を理由にダボス会議（世界経済フォーラム年次総会）への米代表団派遣見送りを決めた。ホワイトハウスが17日発表した。ホワイトハウスのサラ・ハッカビー・サンダース報道官は、「給与が支払われていない80万人の労働者のことを考慮したほか、自らのチームが必要な時に支援できるよう」トランプ氏はダボスへの代表団派遣を中止したと述べた。。代わりにスティーブン・ムニューシン財務長官が率い、マイク・ポンペオ国務長官やウィルバー・ロス商務長官を含む代表団が同会議に出席する予定だった。トランプ氏は代表団派遣見送りの発表を前に、ナンシー・ペロシ下院議長（民主、カリフォルニア州）が軍用機を使用して海外訪問に出ることを阻止。国境警備について自身と交渉するため、ワシントンにとどまるよう求めていた。