――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  米政府機関の一部閉鎖は経済に打撃を及ぼすと同時に、その打撃の大きさを測るためのデータの流れを滞らせている。計器のない飛行機で嵐の中を飛ぶことを想像してほしい。目視での飛行には、投資家も連邦準備制度理事会(FRB)の政策担当者も苦労するだろう。  まず、連邦職員約38万人の一時帰休とこうしたコスト抑制の直接的効果によって歳出がいくら削減されるのかを見積もる必要がある。次に、個人消費がどれだけ冷え込むかを試算する。