このやり方はいろんな相手に応用が利きやすいやり方で、その後の話も広がりやすいことも特徴の1つだ。

 相手の体格がきゃしゃなら、部活動は文化系かもしれない。

 意外と卓球やバドミントンなどのパワーよりも俊敏性が必要なスポーツかもしれない。

 すなわち、見る風景1つでも話題になりうるさまざまなヒントは、いくらでもあるということだ。

 見たものの背景には、何らかの意図やその人または相手の企業の価値観などがある。相手の企業のビジネス上の課題も見え隠れするかもしれない(詳細は『結果を出し続けられない営業マンは「観察眼」が鈍い』を参照)。

 そこに気付くことができれば、商談に至るまでの早さは格段に上がるだろう。人間とは、見たいものしか見ないのである。

新しい営業の仕事に
気軽に取り組む

 このようなことは「無理難題だ」と思われる方もおられるだろうが、やってみるとある種のプロファイリングや謎解きのようなもので、楽しかったりする。このように仕事にゲーム感覚を持ち、さまざまなことに軽やかにチャレンジする人の方が、結果を出しやすい。

 私が以前47人の営業のマネジャーをしていた時も、

「できるかどうかわからないけど、とりあえずやってみよう!」

 と新しい仕事に気軽に取り組んだ営業の方が、おっかなびっくりしながら成功する方法だけを模索していた営業よりも、はるかに早く結果を出していた。気軽に仕事に取り組み結果を出したのは47人中7~10人程度であった。