働く時間を減らしても売り上げアップ
食事は「毎回ごはんを炊く」「具だくさんの味噌汁」

 まず、生活リズムを整えること。そのために最初に意識したのは、1日3食にして食事でリズムをつけること。そして、そういう生活ができるように岸さんがとった行動は、「仕事の整理」でした。

 朝までパソコン仕事をし、仮眠したら次の仕事場に行くという、睡眠時間すらまともに確保されていないようなスタイルでしていた仕事を一新。働く時間を減らした一方、コストを見直したり、社内ですることと外注するものを仕分け直したりした結果、かえってコストパフォーマンスは上がったといいます。

 現在は、仕事は9時から17時で、朝食と夕食は子どもと一緒に取ると決めてさらにメリハリをつけています。

 そして、食事面の改革では、袋詰めのものや電子レンジでチンするだけの食事をやめることにしました。でも、全部凝りに凝った手料理を作り、ストイックな食生活をしているわけではありません。

「とりあえず、ごはんだけ炊く、というものです」

 さらに、「忙しい人にこそ、酵素玄米ごはんはおすすめです」と岸さん。酵素玄米は、炊いてから炊飯器に入れっぱなしで、そのまま熟成することで味わいが深まります。健康にもよく、手軽で、温かいごはんがいつでも食べられ、一石三鳥。できればお米だけはオーガニックにこだわってほしいといいます。

「シンプルなお米のごはんがおいしい、というのが大事なんです。おいしいから続けられるし、ごはんは主役になれるから、後はたとえ納豆だけでもいいと思えます。贅沢な食事よりも、質素だけれどおいしい一汁一菜がいいんです」

 基本的には具だくさんのお味噌汁を作りますが、時間がないときは出汁もパックの出汁を活用したり、旅行などで食べ過ぎたときの調整には、具なしの味噌汁を朝食替わりにすることもあるそうです。

「美容家という仕事柄、サプリメントなどをいただくことも多く、以前はそうしたものをとることで“プラマイゼロ”にしようと思っていました。でも、食べ過ぎた分をダイエットサプリでごまかしたり、プラスすることでゼロにしようって発想は、今考えるとおかしいなって思うんです。本来は、取らなくていいものをマイナスすればいいのに」