米電気自動車(EV)メーカーのテスラが30日発表した2018年10-12月期(第4四半期)決算は、初めて2四半期連続の黒字となった。ただ市場予想を下回った。このため、手ごろな価格の「モデル3」を販売する同社が確実に利益を出せるのかという懸念が浮上している。  イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)はこの日、10-12月期業績の最新情報を株主に提供する資料で、テスラは今年36万〜40万台を販売できさえすれば四半期ごとの黒字を維持できるとの自信を表明した。この販売目標は昨年の販売実績24万5000台を大幅に上回るが、市場予想とほぼ同水準。