米民主党が主導する議会委員会が監視を強めていることを受け、ホワイトハウスは政権内の弁護士の1人を対応担当に任命した。関係者が31日、明らかにした。関係者によると、ドナルド・トランプ大統領の広報部の役割を大幅に刷新するに当たり、特別顧問補佐官のスティーブン・グローブス氏が大統領副報道官に就任する。グローブス氏は議会の監視に関し、ホワイトハウスの論拠をまとめ、メディアへの対応にあたる。司法省や法制上の問題のほか、司法関連の要職候補者に関わる問題にも対応する。民主党は2018年中間選挙で下院の過半数を奪還。新たな委員会トップらはトランプ氏の決定や大統領としての行為を積極的に監視すると言明している。
トランプ政権、弁護士を議会対応担当に 民主党の追及かわす狙い
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