米フェイスブックとツイッターは1月31日、偽情報を拡散していた数百に上るイランやベネズエラの偽アカウントを削除したと明らかにした。ツイッターはこの度、ベネズエラに関連した764のアカウントを削除した。これらのアカウントからは、2018年の米中間選挙を前に100万近い投稿があり、一部は政治絡みの内容だったという。フェイスブックはイランを起点とする783の偽アカウントを削除した。主に、中東や欧州、アジアのユーザーを標的にしたものだったとしている。米ソーシャルメディア企業は2016年の米大統領選以降、偽情報対策を強化している。米当局によると、16年の大統領選挙では、ロシアからの攻撃が中心だったが、その後、他国を拠点とする偽アカウントも見つかっている。