マレーシア政府系投資ファンド「ワン・マレーシア・デベロップメント(1MDB)」の汚職疑惑を巡り、ゴールドマン・サックス・グループのロイド・ブランクファイン前最高経営責任者(CEO)らは、数百万ドルもの報酬を受け取れなくなる可能性がある。ゴールドマンが1日、明らかにした。  証券当局への1日付提出資料や事情に詳しい関係者の話によると、ゴールドマンの取締役会は当面、ブランクファイン氏と他2人の経営幹部に対する繰り延べ報酬の支払いを見合わせ、1MDBとの取引関係を巡る捜査結果を待つ。