自分の個人的なメールや写真をタブロイド紙ナショナル・エンクワイアラーに漏らしたのは誰か――。アマゾン最高経営責任者(CEO)のジェフ・ベゾス氏が調査を依頼したギャビン・デ・ベッカー氏は長年、ハリウッドの超大物スターのいわば「シークレットサービス」を務めてきた。ベゾス氏個人のセキュリティー責任者であるデ・ベッカー氏(64)はエンターテインメント業界では、ストーカーや殺害予告、妄執的なファンといった危険から超大物スターを守る存在として知られている。1970年代初めにビバリーヒルズ高校を卒業して以来、デ・ベッカー氏は近年のハリウッドの歴史に残るスターやスキャンダルの近くに身を置いてきた。19歳でエリザベス・テイラーとリチャード・バートンの警備に携わった。ジョン・レノンの殺害事件やロナルド・レーガン大統領の暗殺未遂事件が起きると有名人がセキュリティーをより意識するようになり、30代でシェール、ジョン・トラボルタ、オリビア・ニュートン=ジョンの警備を担当した。
ベゾス氏が頼る用心棒、超大物スター守った経歴
過去にはエリザベス・テイラーらの警備を担当
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