皆さん、こんにちは。自分で言うのもなんやけど、「採用の神さま」小畑重和です。
2004年から4シーズン、ボクは「サイコロセミナー」という体験講座を実施していました。リクルートエージェント主催で就職活動直前の大学3年生・修士1年生向けに東京・大阪・名古屋で開催したセミナーです。当時参加してくれた学生の皆さんも今は社会人4年目から7年目。4年間で1万人近くの方に参加していただいたので、覚えている人もいるかな?
就職活動が始まると、業界・企業研究の方法、自己分析はどうするのか、受かるエントリーシートの書き方、SPI対策、面接力の向上など、「どうすれば内定が得られるのか」というハウツー系のセミナーのニーズが高いものです。
しかし、このサイコロセミナーで伝えたかったことは「キャリアづくり」でした。「内定はゴールじゃない。長ーい、長ーいキャリアづくりのスタート。勇気を持ってスタートしよう。そして行動して、行動して、行動して、自分や周囲に変革を起こすことで未来は変わる」ということをゲームで体感してもらう内容です。
この連載も終盤になって、あらためて伝えたいのはこのことです。
内定をもらった人も、まだ内定してない人も、そして社会人の人も、
「未来は創れる」ということです。
企業の寿命は個人より短くなった
個々が価値を生み出す時代に
学生時代は、「どの会社に入るかで一生が決まる!」と思いがちです。企業の採用担当も、「一生のことだから、しっかり考えて決めてほしい」とか言ったりします(そう言っている担当者自身が転職したばっかりってケースもあるのにね)。世間も「一生の問題」だとはやし立てます。
はっきり言いましょう!
「どの会社に入るかで一生は決まらへん!もうそんな時代やないよ」