
小畑重和
最終回
“就職氷河期”の今、日本企業は中国人の採用に活発に動きはじめています。中国人の採用は「日本人より彼らの方が優秀だから?」という声もありますが、実際はそうではありません。日本の若者が海外へ目を向けていないことに原因があったのです。

第34回
学生時代は「どの会社に入るかで一生が決まる!」と思いがちです。しかし、実際はもうそんな時代ではありません。価値を創造する主体は、戦後「業界」→「企業」と変化しました。そして今、その主体は「企業」から「個人」に移ってきているからです。

第33回
日本の就職活動は「5月をもって、おおむね終息する」というのが世間の感覚です。しかし実際には、5月末の時点で内定を持っている学生は約半数だと言います。では、この時期にまだ内定のない学生は、今、どんな現実に直面しているのでしょうか。

第32回
世界第4位の人口を誇る東南アジアの国、インドネシア。現在、1266社の日系企業がインドネシアに進出しています。そんな注目の国で、ついに日本企業が新卒採用を始めています。そこで、今回はインドネシアの就活&新卒採用事情をご紹介します。

第31回
ゴールデンウィークが明け、4月選考開始の大手企業の最終面接・内々定出し・意思確認の波が収束に向かっています。一息をつく会社もあるかもしれませんが、油断は禁物です。なぜなら、GW中には内定辞退を続出させる危険がたくさんあるからです。

第30回
「内定出たらうちに決める?」この質問にどう答えるかは、就活セミナーなどでも話題になっています。そして、「他社も受けています」と、答えると間違いなく落ちますとアドバイスまでされているようです。果たしてそれは本当なのでしょうか。

第29回
4月選考開始の企業から内々定が出始めている頃です。内定を出すタイミングで、同時に意思決定を迫る企業がある一方、迫らない会社があります。学生に人気なのは明らかに前者だと思いますが、なぜ企業によってこのような違いがあるのでしょうか。

第28回
グローバル化とともに、海外で学ぶ日本人留学生が増加しています。彼らは、海外進出に積極的な企業などからひっぱりだこで、就活もうまくいく印象がありますが、北京大学に留学しているある大学生に話を聞くと、意外にも苦戦を強いられているようです。

第27回
2012年7月から楽天では社内公用語が英語になります。しかし、英語公用語化はすでに始まっており、今年の新入社員には入社時にTOEIC730点が求められると言います。実際、英語が社内公用語になることで楽天社内ではどんな変化が起きているのでしょうか。

第26回
明後日4月1日から、いよいよ経団連の倫理憲章によるところの2013年卒選考が開始されます。おそらく初日から“不合格の嵐”に直面する人が少なくないでしょう。しかし、落ち込み続けていれば就職難民になりかねませんので、最後のアドバイスをさせてください。

第25回
卒業を間近に控えた3月ともなれば、「4月入社」を諦める未内定者は少なくないことでしょう。しかし、そんな彼らを救う就活イベントが開かれました。それが4月入社の社員も募集する合同説明会も開かれたパソナ主催の「職博」です。

第24回
卒業間際ながらまだ内定先が決まっていない学生は少なくありません。そこでご紹介したいのが、パソナが行っている新卒未就職者・既卒者対象の就労支援「フレッシュキャリア社員制度」 です。この制度で、卒業間際に内定を獲得できた学生もいると言います。

第23回
今の就活生は、自己分析やらエントリーシート対策、SPI対策、面接対策…などで大忙し。しかし、そのほとんどがエントリーシートで落ちて、心折れていくパターンに陥ります。そんな就活のムダをなくした効率的な採用を行っているのが、カヤックです。

第22回
2013年卒の新卒採用も氷河期だと言われていますが、どうも最近、中途採用が活況という噂を聞きました。リーマンショック以降に落ち込んだ求人も、底だった2年前の約2倍に戻ってきているそうです。では、今、転職するのは本当にチャンスなのでしょうか。

第21回
以前の連載で、「中国で新卒者に破格の給与を用意する動きがある」とご紹介しました。最近、こうした動きが日本でも起こりつつあります。その1つが2013年度新卒採用で最大年収1500万円を打ち出したグリーです。今回はその真意を探るべく同社を尋ねました。

第20回
日本語も話せないまま北京で採用され、日本で働く中国人新卒入社者たち。彼らは現在、どのように活躍しているのでしょうか。当初日本語が話せない中国人を採用して本当に大丈夫か、現在、ソフトバンクで活躍する3人の中国人を訪ねました。

第19回
日本語もあまり話せないまま、北京で採用され、日本で働く中国人新卒入社者たち。彼らは、入社後にどうなっているのか?とよく聞かれます。そこで今回は、2007年以降、毎年中国人学生の採用を行なっているソフトバンクで話を聞いてきました。

第18回
2ヵ月遅れではじまった2013年卒の就職活動。開始から2ヵ月が経過しましたが、早速例年とは異なる動きが見られています。その1つが企業へのエントリー数の減少です。この影響で、就活・採用の両方が長期化する可能性が高まっています。

第17回
会社説明会花盛りの時期を迎えました。期末試験をにらみながら説明会に参加し、エントリーシートの準備に入る人も多いことでしょう。そこで今回は、受かるエントリーシートと落ちるエントリーシートの違いを、採用の神さまがお教えします。

第16回
工学系では中国最上位といわれる清華大学。超一流の学生ばかりにもかかわらず、同大学は学生の就業指導にとても力を入れているといいます。国家エリートを多数輩出する中国トップ大学が行う就業支援とは、一体どのようなものでしょうか。
