明細書の記入例で知る
間違いはどこ?

 医療費控除の明細書は、下記のように「ヒト」「支払った場所」ごとに行を変えて記入するようになっている。

 明細書の記入のコツを花子さんと太郎さんの夫婦の事例で見てみよう。

◆妻の花子さんは乳がんの手術のため、入院した
・支払った医療費は、食事代の自己負担を合わせて10万円(限度額適用認定証を提示したため高額療養費適用後の負担分)
・民間保険から受け取った給付金は、がん診断給付金として100万円、手術・入院給付金が30万円

◆夫の太郎さんは歯科でインプラント治療を受けた
・支払った医療費(自由診療)は、40万円
・補てんされる金額はなし

 次ページの図2は、間違えている記入例だ。夫婦で50万円も医療費を支払っているのに、この書き方では控除額はゼロとなる。書き間違いがどこにあるのか、わかるだろうか。