米小売り最大手ウォルマートが19日発表した11-1月期(第4四半期)決算は、国内売上高が予想を上回った。ただ、同社は今後は成長が鈍化するとの見通しを示した。米国の既存店売上高は4.2%増と、ファクトセットがまとめたアナリスト予想を上回った。11-1月期の増収が寄与し、通期でも3.6%の増収となった。一方、今後は伸びが鈍化し、2020年1月期の国内売上高伸び率は3%以下にとどまるとの見通しを示した。11-1月期の全体の売上高は前年同期比1.9%増の1388億ドル。ファクトセットによるアナリスト予想と一致した。国内部門は増収を達成したものの、海外部門は減収。「サムズクラブ」事業の売上高は3.7%減の149億ドルだった。
ウォルマート、11-1月期は増収増益 株価急伸
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