売れてない芸人が家を借りるのは結構大変なんです。家賃滞納、騒音問題で近所からのクレームなどありえるのに、受け入れてくれる心優しい大家さんがいるんだなと感心しました。しかも場所は住みやすい住宅街でした。一軒家で8万円。付近の家賃相場は16万円ぐらいです。後輩コンビのアジアントールの伊集院純正、菅野祐樹とお祝いを兼ねて夜19時ぐらいに遊びに行きました。

 普通の家、豪華な家が並んでいる中、でれすけ達の家はホラーハウス(お化け屋敷)で、さらに『3匹の子豚』の長男が建てたような風が吹けば吹っ飛びそうな一軒家でした。

 家の前で楽しく話していたら、隣の豪華な家の60歳ぐらいの女性が犬の散歩から帰宅したところで「あなたたちここに住むの?ココはね、色々あると思うけど頑張ってね…引っ越してきたばかりのあなたたちにあまりお話しするのは良くないわね…オホホホ…」と貴婦人の笑顔で私たちの前を通り過ぎていきました。

 家の玄関は1つで、1階は元スナックで、2階に居住スペースがありました。オスペンギンのでれすけ、山中、池田も2階に住むことになりました。もちろん1階のスナックも部屋として使用できますが、リフォームが全くされず、古いカレンダーが剥がれていたり照明がやけに薄暗かったり、壁も砂壁なのでもたれたらボロボロ砂が落ちてきそうです。昔飲んだペットボトルも置いてあり、窓もなく昼間でも薄暗そうで気味が悪い感じでした。

1枚だけ新しい畳
押し入れを開けたら御札が

 家の中に入り、戸惑っている私たちに対し、でれすけは「いい家ですよね!?片岡さん、2階の僕たちの部屋紹介します」と、いつも通り何も気にしてない様子で家の中を案内してくれました。2階に行く途中に見せてもらったトイレは和式で汲み取り式でした。ここの地域ではこの家ぐらいではないでしょうか。風呂場もかなり狭く、湯船も立って入るの?と思うぐらいの狭さでした。

 家全体が薄暗く、階段を上るとミシーっと音が鳴り響き「スゥー」っと風を感じ、霊的なものを感じました。

 階段上がって左が山中、池田の部屋、右がでれすけの部屋で、でれすけの部屋に入った瞬間また霊的なものを感じました(私は霊的な力は持っていませんが、お化け屋敷の中にずっといる感じです)。家中全くリフォームされてないのに、畳に1枚だけ新しいものがありました。