回数券に有効期限がない
珈琲店はどこか?

 ゆったりした席の造りがカフェというよりレトロな喫茶店というたたずまいのコメダ珈琲店(以下、コメダ)は、筆者も時々利用する。ドリンクを頼むとトーストや卵などがついてくるモーニングで有名だ。このコメダにはコーヒー回数券が存在する。1枚につき、ブレンドコーヒーやカフェオレ、紅茶、コーラやメロンソーダなどと引き換えができる。しかも、有効期限がないのがありがたい。

 ただし、枚数やチケットの定価は店舗により異なり、池袋や新宿の店舗を見ても、7枚つづりで3200~3400円とバラツキがある。田端や大塚の店舗だと、同じ7枚で2900円と、これまたかなり違う。枚数も8枚つづり、9枚つづりで販売されている店もあるため、オトク度の見極めが難しい。さらには、購入した店でしか使えないことにも注意が必要だ。

 とはいえ、有効期限がないのだから、この先増税における価格改定がもしあったとしても、なんとか乗り越えられそうではないか。コメダに限らず、もし行きつけの喫茶店にコーヒーチケットの扱いがあるなら、様子を見て9月までに買いだめするのも一案だ。

 ちなみにコメダにも「コメカ」というプリカがある。株主優待でもこのカード(半期で1000円、年間で2000円分)がもらえるようだから、熱狂的コメダファンなら株主になる手もあるかもしれない。

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 なお、ご存じのとおり、政府は増税対策の1つにキャッシュレス決済でのポイント還元を挙げている。大手チェーンはその規模から5%還元対象にはなりそうにないが、増税直前までに何らかの手は打ってくるだろう。期間限定で自前のプリカのチャージ還元率を上げるなどはありそうだ。

 また、キャッシュレス決済については、上島珈琲店がプリカだけでなくQRコード決済に対応すると発表、2月1日よりPayPay、LINE Pay 、d払い、楽天ペイに順次対応していく。これらのコード決済アプリの支払いに充当できる各ポイントの手持ちがあれば、それを利用してコーヒーブレイクも可能だ。

 さらに、メルカリのスマホ決済サービス「メルペイ」がスタートし、メルカリの売上金を使った支払いができることになった。今のところiDでの非接触型決済に対応しているので(コード決済方式は後日スタート)、iDで支払えるカフェなら、自宅の不用品を売ったお金でコーヒーが飲めることになる。プロントや上島珈琲店、タリーズ(一部店舗)などで利用可能だ。

 また、自宅でコーヒーをいれて飲む人も多いだろう。1人分ならカップの上にセットしてお湯を注ぐ方式のドリップパックが手頃だが、筆者が2019年に買ったコーヒーチェーンの福袋には25個のパックに加え、お試し用に3パックがついていた。これにドリンクチケット入りで2500円。正直、ディスカウントスーパーやドラッグストアでお徳用パックを買うほうが安いが、コーヒー好きにとっては価格だけが重要ではないだろう。

 普段飲んでいる安売りパックのコーヒーよりも、おいしい気がするのは思い込みだろうか。究極の節約法は、コーヒーチェーンのドリップパックを買いだめすることかもしれない。