米国系イスラエル人のアリザ・ランデスさん(35)は、フェイスブックのイスラエル本社近くにある、しゃれた共同ワークスペースに電動スクーターで通勤している。仕事は仮想通貨の貸し借りに携わっている。しかし、先日ウエディングドレスの代金を送金しようとしたとき、ハイテクとはほど遠い経験をした。電話で2時間かかった上、口座のある銀行支店に足を運び、そこで行員がランデスさんのアプリに送金機能を手動で加えた。「腹立たしかった」とランデスさんは話す。イスラエルだが、日常的な手続きは往々にしてローテクだ。、ネットで本を買うには数週間かかることがある。銀行取引のほとんどは、口座を開いた支店でじかに処理してもらわなければならない。
ハイテク立国イスラエル、人気デバイスFAX?
「片足を未来に、片足を聖書に置いた現代の国」
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