ポーランドには
日本好きが多い

 ワルシャワとコペンハーゲンを頻繁に行き来するアルベルトさん。「デンマークと比べてポーランドは日本好きが多いか」という問いにはこのように語る。

ポーランド南部のシロンスク地方出身のアルベルトさん。ワルシャワには高校時代から居住。2018年には東京でポーランド広報文化センターが主催するイベントなどでライブを披露。
アルベルトさんはワルシャワには高校時代から居住。2018年には東京でポーランド広報文化センターが主催するイベントなどでライブを披露。写真は著者が撮影したワルシャワでのコンサート 。ドラムがアルベルトさん

「それはもう圧倒的にポーランドの方が日本好きが多いですね。基本的にポーランド人は『日本はCool』というイメージを持っています。例えば音楽にしても、Jポップもあれば、シンセサイザー音楽もあるし、日本古来の伝統音楽もある。ポーランドにはないものが沢山あることに魅力を感じている人は多いんじゃないでしょうか」

 今後の目標としては、まず現在、手掛けている日本人アーティストとのコラボ企画を成功させること。また大学院を修了し、仕事もちょっと落ち着いたら日本に1年以上住みたいという。さらにはこんな夢も。

「サトシ・アシカワ(芦川聡)が1982年にリリースしたアルバムが大好きなんですけど、そのトリビュート・アルバムのようなものをいつか作りたいと思っています」

日本に恋して
おにぎり店をオープン

 世界的に日本食ブームが広がっているというが、ポーランドも例外ではない。そんな中、日本好きが高じておにぎり店を出すことになったというのが「Pani Onigiri」(パニ オニギリ)のカシャさんだ。

 アニメをきっかけに日本に興味を持ち、10年以上もの間、日本は憧れの国だった。そしてついに2014年、夫のマルチンさんとともに日本への旅行を果たす。長年の夢がかなった旅は、それはそれは素晴らしかったという。

「わずか2週間の滞在でしたが、それはまさに人生を変える旅でした。なにげない日常の光景も私たちには新鮮で感動的。この旅で私たちは日本と恋に落ちたんです」という。