Aさん 「詳細は聞いていませんが、新人2人ともマネジャーは忙しいので相談しにくいと言っていました」
Sマネジャー 「そうか…。忙しそうにしてしまっていたのは反省しなくてはいけないね」
Aさん 「私ももっと聞いてあげるべきなのでしょうけど、業務管理については分からないことが多いので…」
Sマネジャー 「そうだよね。いろいろと対応してくれてありがとう。私の方から2人と話をしてみるよ」
Aさん 「お願いします。私ももう少し管理体制について勉強したいと思います」
Sマネジャー 「そうだね、4月から新入社員も入ってくるし、もう少しAさんを頼ってみようかなと思います」

 このようにSリーダーは、忙しそうにしていることで、部下とのリレーションづくりができていなかったことに気がつきました。さらにこの会話では、Aさんの成長の機会に関する話も展開され、画面上でのマネジメント管理だけではなく、成長するチームマネジメントにも一歩踏み出すことができました。

部下と直接向き合い
マネジメントを

 どの企業においても、プレイングマネジャーが多く見られますが、マネジャー自身が忙しい状況を常態化させてしまうと、若手が相談できにくい環境を招きかねません。それによって、チームの問題解決が遅れたり、部下の成長の機会を奪ってしまったりする可能性もあります。

 それでは、せっかく業務効率化や管理のために作成した管理表が、忙しいことを言い訳にするためのツール作成に見えてしまい、意味がなくなってしまいます。

 管理職の皆さんは、日常の業務態度を見つめ直し、部下と直接向き合い、部下との「リレーションづくり」を意識してチームマネジメントに当たりましょう。