チームの目標が未達で部下を呼び出したマネジャー
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中年期の管理職の中にはストレスを抱え、「本当に今のままでいいのか?」と葛藤する人も少なくありません。そこで『管理職養成講座』第28回では、部下にストレスをぶつけてしまい、モチベーションを下げてしまったという管理職の失敗事例を紹介します。(MICA COCORO代表 産業カウンセラー 宮本実果)

チームの目標が未達で
部下を呼び出したマネジャー

 国内の金融関連企業に勤めるYさん(男性・39歳)は、5年前に営業職として中途入社し、仕事に情熱を持ち、がむしゃらに働くタイプです。一方で上司の顔色もきちんとうかがい、体力の続く限り上司に誘われた飲み会にも参加しています。その結果、1年前、マネジャーに昇格しました。

 Yマネジャーが率いる営業チームは5人で、ほぼ全員が20代後半の男女なのですが、1人だけ37歳の女性部下Aさんがいます。半年ほど前に別の部署から異動してきたのですが、ある日を境に、仕事に集中できていないようでした。

 ある日とは、YマネジャーがAさんを「チームの数値目標が未達であることについて話したい」と言って呼び出した日。その際の会話で、どうやらAさんのモチベーションを下げってしまったようなのです。

 いったいどんな会話だったのでしょうか、そのときの会話をご覧ください。