ジョー・バイデン前米副大統領(76)は今、過去と同じ状況に陥っている。つまり、大統領選への出馬表明に踏み切るまであと一歩のところにいる。今回は果たして出馬を断行するのだろうか。バイデン氏は最近、地元デラウェア大学での講演で、家族の総意が得られたと語った。「人生で最も重要な人々が、私の出馬を望んでいる」2015年、息子のボー・バイデン元デラウェア州司法長官をがんで失ったバイデン氏は、2016年の大統領選出馬の是非を巡り揺れた。だが結局、民主党の指名候補争いで、ヒラリー・クリントン氏の対抗馬として立ち上がるのを見送った。だがここにきて、バイデン氏はこれまで以上に、出馬に踏み切る方向に傾いている。
バイデン氏出馬に傾く、「トランプ降ろし」に勝算あるか
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