【ワシントン】ジョー・バイデン前米副大統領(76)は今、過去と同じ状況に陥っている。つまり、大統領選への出馬表明に踏み切るまであと一歩のところにいる。  今回は果たして出馬を断行するのだろうか。  バイデン氏は最近、地元デラウェア大学での講演で、家族の総意が得られたと語った。「人生で最も重要な人々が、私の出馬を望んでいる」  2015年、息子のボー・バイデン元デラウェア州司法長官をがんで失ったバイデン氏は、2016年の大統領選出馬の是非を巡り揺れた。