先の総務省「全国消費実態調査」の若年単身勤労者世帯の自動車保有台数を見ると、男性では確かに減っているが、女性は男性並みに増えている(図5)。その結果、現在では、一人暮らしの男女のクルマの保有状況は変わらないものとなっている。

 都市部に住む男性では利便性の高さなどからクルマの購入は減っているものの、女性では経済力が高まることで、むしろクルマを買うようになっているようだ。

ブランド物を持つことが
必ずしもステータスではない

 実は今、「お金を使う」1981~1996年生まれのミレニアル世代の若者層に向けて、クルマブランドでは施策が展開されている。

 レクサスやBMWといった高級車のブランド活動を見ると、直接的に新商品を訴求するというよりも、高級車に出合うことによって消費者の生活に新たな体験や世界観をもたらすといった訴求をしている。