――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」***  米複合企業ゼネラル・エレクトリック(GE)の正直者が自らの足を撃った。株主はこれが軽傷で済むことを願った方がいいだろう。  GEをめぐる多くの顔ぶれのうち、投資家の間で最近評価を上げたのは2人だけだ。1人はJPモルガン・チェースのスティーブン・トゥサ氏。同氏はGE株が数年ぶりの安値を更新し続ける中でも、GEの問題について一貫して警鐘を鳴らしてきた唯一のアナリストで、今回また手柄を挙げた。もう1人はラリー・カルプ最高経営責任者(CEO)。