エチオピアで発生したボーイング737MAX型機の墜落事故を受け、新たにシンガポールや中南米諸国でも同型機の運航を停止する動きが広がっている。シンガポールの民間航空当局は、5カ月もたたないうちに737MAX型機の2回目の墜落事故が発生したことを受け、同国の空港を離着陸する同型機全ての運航を、現地時間12日午後2時から停止すると発表した。11日には中国とインドネシアが737MAX型機の運航停止を決めている。メキシコの航空会社アエロメヒコは現地時間11日夜、エチオピアでの墜落事故を巡る調査の詳細が明らかになるまで737MAX型機6機の運航を停止すると発表した。ブラジルの航空会社ゴル・リニャス・アエリアス・インテリジェンテス(GOL)や、アルゼンチン航空も同様の措置を取っている。