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シリコンバレー発のMakerムーブメント
その提唱者を迎えた初めてのカンファレンスが開催

【第9回】 2012年6月7日
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 日本では、2006年より日本語版Make誌が、オライリー・ジャパンから発行されており、それに伴い、メイカー・フェアに相当する「Make: Tokyo Meeting」が、2008年から開催されている。

「Make: Tokyo Meeting」の出展者数、来場者数はともに右肩上がり

 昨年12月に、東京工業大学大岡山キャンパスで開催された第7回「Make: Tokyo Meeting」には、260組の出展者が作品を展示し、約1万2000人が来場。出展者数、来場者数ともに、毎回、右肩上がりで伸びており、Makerムーブメントは、確実に日本でも広がり始めている。

過去の「Make:Tokyo Meeting」の様子

 そういった中、2012年6月2日、日本科学未来館で開催されたのが、「Maker Conference Tokyo 2012」である。

 同イベントは、メイカー・フェアのような展示イベントとは異なり、Makerムーブメントを背景に、新しいものづくりについてのさまざまなトピックスを議論する日本初のカンファレンスとなった。デール・ダハティ氏が初来日し基調講演を行ったほか、第1回から第7回までの「Make: Tokyo Meeting」の変遷などが紹介された。

 また、「Maker Conference Tokyo 2012」の実行委員である多摩美術大学情報デザイン学科メディア芸術コースの久保田晃弘教授、岐阜県大垣市にある情報科学芸術大学院大学の小林茂准教授と城一裕講師の3名とデール・ダハティ氏によるパネルディスカッションや、個別にテーマを話し合う分科会も行われた。

「Makerムーブメントを先導すること・追いかけること」

 基調講演は定員300人の会場がほぼ満席状態。来場者の年齢層は20代後半から30代が中心で、男性が7割以上といったところだ。デール・ダハティ氏が登壇した際には、大きな拍手が沸き起こった。

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