ロサンゼルス市だけで面積は関東平野に相当する。公共交通網はあるが、ロサンゼルス市の全域をカバーするサービス提供は難しい。“バス停や電車の駅が遠すぎる”ために公共交通の利用が進んでいない。最近はウーバー、リフトなどのライドサービスが“早くて便利”と好評で、ユーザーの公共交通離れは進む一方。

スマホアプリで呼べる
ミニバンを使ったシャトルサービス

 Viaのサービスは今年1月から1年間の予定で試験的に導入され、結果次第で他のメトロ駅にも整備するかどうかを決める。このプログラムにはおよそ250万ドル(約2億7500万円)の資金が必要だったが、そのうち130万ドルは連邦政府からの公共交通利用を促進するための補助金が使われる。

 Viaはスマホアプリで呼べるミニバンを使ったシャトルサービス。同方向に行く利用者を集め、2~6人乗りで運行される。料金は、一般ユーザーが3ドル75セント(約410円)、メトロの月間パス所持者は1ドル75セント(約195円)、市が認定する低所得世帯は無料。

 Viaはシカゴ、ニューヨーク、首都ワシントンで同様のシャトルバスサービスを提供してきた。Viaの配車アプリケーションプラットホームは、米国のほか英国などでも利用されており、独自の技術で素早く同方向の利用者をピックアップして目的地に向かうルートを選定することができる、という。