――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  中国のインターネットサービス大手テンセントホールディングスにとって、昨年は散々な年だった。最悪期は脱したが、2019年も多くの課題に直面することになりそうだ。  同社が21日に発表した昨年10-12月期(第4四半期)決算はひどい1年を締めくる格好となった。純利益は前年同期比32%減で、2004年の新規株式公開(IPO)以来で最大の減益となった。中国政府が昨年3月にゲームの審査を凍結したことが響いた。というのも、ゲームは同社の昨年の売上高の41%を占め、利益の大半を占めていたからだ。