b:必要だけれどすぐには使わないもの

・レジャー用品や季節の飾り物
・オフシーズンの衣類、使用頻度の低い食器など

 服や食器は使用頻度で分け、すぐに使わない「2軍の物」をまとめておくと新居での戻し作業がスムーズになります。

c:引っ越し後すぐに使うもの

 引っ越し当日の朝まで使うような生活必需品は最終的にいろいろなものが混ざった状態で箱詰めされる可能性が高くなります。ある程度は仕方ありませんが、こうした「ミックス箱」をできるだけ少なく、全体の1割以下に抑えるのが荷解き作業を楽にするいちばんのコツです。

 Aさんは、aはストック品管理スペースの奥にラベル付きで保管、bは季節ものをストック品管理スペース、2軍ものはキッチンやクローゼットの奥を定位置にイメージしながら荷造りを進めました。

「引っ越し日とそれ以降」に行うこと
100点満点をすぐに目指そうとしない

5)すぐに使うものから荷物を解く

 優先順位の高い、使用頻度の高い物の入った箱から開封し、収めていきます。引っ越した直後はやることが多く、予定通りに開梱作業が終わるとは限りませんが、終わらない分はいったんそれぞれの収納場所近くに保管し、少しずつ進めましょう。部屋の役割に沿った家具配置と、それに沿った荷造りができていれば、引っ越し日以降の負担はかなり軽くなっているはずです。

6)事前の計画と実生活のギャップを調整する

 計画に沿って置いた家具や物の配置が、実際に暮らしてみると使いづらいということも往々にしてありえます。計画はあくまで計画。不便を感じたら、次の機会に手直しする修正ポイントととらえましょう。いきなり100点満点の住まいにするのは難しいもの。暮らすうちに心地よさと楽さの妥協点が見つかるはずです。うまく使えていないところを観察し、次の機会に修正すればいいと鷹揚に構えてください。

 大事なのは、新しい家での新しい暮らしがスムーズにスタートし、回ることです。そのためには、引っ越し前の準備から怠りなく!

(家族の片づけコンサルタント sea(しー)、取材・構成/麻宮しま)