引越しの荷造りの問題点
引っ越しは事前の準備でほぼ決まる!引っ越し後に片づかない、暮らしづらくなる荷造りの問題点を解き明かします Photo:PIXTA

家事代行サービス「タスカジ」の中でも、“予約の取れない家政婦”として大人気の「家族の片づけコンサルタント」seaさん。22年に及ぶ家事代行サービス歴で身につけた整理収納術で、家族と住まいの問題に切り込みます。この時季になると増えるのが「引っ越し」です。新居での生活を快適にスタートさせるためには、引っ越し前の準備が非常に重要なのですが、おろそかにしている方が少なくありません。そこで今回は、引っ越しの時に失敗しがちなパターンとスムーズにものを運ぶためのコツを、seaさんが解説します!

引っ越しは事前の準備でほぼ決まる!
片づかない、暮らしづらくなる原因は?

 「こんなにあるのー!?」

 新居に積まれた段ボール箱の山。運び込んだ荷物の量に我ながら圧倒されてしまった。必要なものから荷ほどきして日常生活を回せるようにはなったものの、それだけでヘトヘトに……。もういいや、と荷ほどきを先送りした段ボールは3ヵ月たっても未開封のまま20箱近く残っている。

 天袋付きの押し入れが複数あった旧居に比べて、新居の収納キャパシティーは思った以上に小さかった。クローゼットは季節ものを納めただけでほぼいっぱい。次の衣替えで残りの衣類を出したとして、もうここに入りきる気がしない。こんなことなら、予備の部屋に運んだチェストを寝室に持ってくればよかった。頼みの綱の納戸も、思い出系の箱とひな人形、かぶとのセットで埋まってしまった。クリスマスやハロウィーンの飾り物もまだ箱に残っているのに、あれはどこに置けばいいんだろう…置き方を工夫すればなんとか納められるのだろうか…。

 念願のマイホーム。高いお金を出して買った住まいだから、できるだけ大事に使いたいと思っていた。余計な収納用具を増やして部屋の雰囲気を崩したくないし、置き場所を増やすことで油断して物が増えてしまうのも嫌だった。だけど実際は、引っ越し業社のキャラクターが入った段ボールがあちこちに山になっていて、全然落ち着かない。

 友人知人も招きたいのに、このままじゃ人も呼べない。いったいどうしたらいいのだろうか。