【アディスアベバ(エチオピア)】エチオピア航空のテウォルデ・ゲブレマリアム最高経営責任者(CEO)は、今月10日に墜落した米ボーイングの最新鋭旅客機「737MAX(マックス)」について、事故時に失速防止システム「MCAS」が作動していたようだとの見方を示した。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで語った。事情に詳しい関係者がMCASがオンになっていた可能性に言及したのは初めて。  MCASは、昨年10月にインドネシア沖で墜落したライアンエア運航の737MAXの事故原因になった可能性があるとして注目されている。