【ロサンゼルス】米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーは、映画館やテーマパークの集客力を武器にハリウッドの頂点に上り詰めた。だがトップに君臨し続けるため、今度は自分たちが顧客のもとへ押しかけ、テレビやスマートフォンに直接、娯楽作品を配信する必要があると判断したようだ。  ディズニーは「ディズニープラス」という新サービスの準備を進めている。同社の最も人気のシリーズ作品を軸にした新旧の映画や番組を定額でストリーミングするというものだ。これによって米動画配信大手ネットフリックスとの実入りのいい関係を解消し、ライバルに転じることになる。