米オバマ前政権の高官が中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)のロビイストとして登録したことを受け、ドナルド・トランプ米大統領はツイッターでファーウェイを非難している。米政府機関がファーウェイから機器を購入することを禁じた国防権限法を巡り、オバマ政権でサイバーセキュリティー政策のシニアディレクターを務めたサミール・ジャイン氏が安全保障問題に関するファーウェイのロビイストとして登録した。情報開示書で明らかになった。ジャイン氏は法律事務所ジョーンズ・デイのパートナー。ファーウェイは国防権限法の条項が違法に同社を狙い打ちしており、米憲法に違反するとして、米政府を提訴するためジョーンズ・デイを起用した。ジョーンズ・デイは先月、国防権限法の合憲性を問う訴訟を提起した。
トランプ氏再びファーウェイ批判、米前政権高官がロビイストに
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