興味・関心の度合い、納得感などに差が出るような内容の場合は、3択でアンケートを取ることもできます。たとえば、「社内講師向けスキルアップ研修」の場だったら、「みなさんは、そもそも講師をすることにどのくらい前向きですか?(1)ポジティブ(教えることに関心があってチャンスと感じている)、(2)どちらとも言えない(指名されたので、まぁ仕方ないと思っている)、(3)ネガティブ(どうして自分がやらないといけないのか全く腑に落ちていない)、の3択で聞くので、1人1回手を挙げてください」というような聞き方もできます。

 小さなコツとしては、初め(選択肢の1つ目)は比較的手が挙がりづらいので、どちらかというたくさん手を挙げてもらいたい選択肢があったら、意図的に提示する順番を後回しにすると良いでしょう。

(2)個人指名する

 2つ目の方法は、誰か特定の人を指名して答えてもらう方法です。

 簡単なアプローチとしては、まずは理解を確認するための個人指名です。ランダムでも構わないのですが、できれば「理解しているのかどうかわかりづらい」表情をしている人を指名して、「今の説明でわかりましたか」「ここまで大丈夫ですか」「何か納得できなかったことはありますか」などと聞いてみましょう。

チャレンジングなアプローチで
注意すべきこと

「理解できた」ということであれば、そのまま次の学習項目に移れば良いですし、「説明が足りない」「納得がいかない」ということであれば、何が不足しているのかを具体的に聞き出して、それに対する補足をしていくとライブ感のある研修となります。

 少しチャレンジングなアプローチとしては、「○○さんはこの考え方についてどう思いますか」「これが基本的なステップですが、××さんであればどのように活用できそうですか」といった少しオープンな聞き方をしてみましょう。その際、気をつけることとしては、できれば全体の中で優秀な(理解度や学びに対する積極性が高い)受講生を指名しましょう。うまく機能すれば、講師が説明したことを受講生の口から補足してくれて、他の受講生の理解や納得感を高めることを後押ししてくれるはずです。