ドナルド・トランプ米大統領は19日、2016年大統領選へのロシア介入疑惑などに関するロバート・モラー特別検察官の捜査報告書の信頼性に疑問を呈し、捏造(ねつぞう)された声明が含まれているなどと攻撃した。一方、下院司法委員会のジェロルド・ナドラー委員長(民主、ニューヨーク州)は、捜査報告書の全文および証拠の開示を求める召喚状を出した。民主党側はトランプ氏の捜査妨害疑惑に焦点を当てている。ウィリアム・バー司法長官が1カ月前に公表したモラー報告書の要旨に関し、トランプ氏は自身の潔白を証明したと評価し、モラー氏への賛辞も送っていた。ところが19日には、トランプ氏が捜査妨害をする意図に関するホワイトハウス側近のメモの信頼性に疑義を表明した。
トランプ氏、モラー報告書を攻撃 一部「捏造」
有料会員限定
あなたにおすすめ