2016年米大統領選へのロシア介入疑惑を巡るロバート・モラー特別検察官の捜査報告書に関し、その中で明らかになったドナルド・トランプ米大統領の行為を批判している共和党議員をトランプ氏の側近が非難した。米CNNの「ステート・オブ・ザ・ユニオン」に出演したトランプ氏の弁護士、ルディ・ジュリアーニ氏(元ニューヨーク市長)は、ミット・ロムニー上院議員(共和、ユタ州)について「なんという偽善者だろう」と発言。ロムニー氏はヒラリー・クリントン氏にとって不利な情報をトランプ氏がロシアから受けとろうとしていたとする報告書の部分を批判していた。ジュリアーニ氏はロムニー氏が出馬した過去の大統領選に触れ、「彼がやろうとしていたことをここで話すこともできる」とした上で、「うそはやめるべきだ。自分は他人のスキャンダルを掘り起こそうとはしなかった、などという偽善的な態度はやめるべきだ」と続けた。