米マイクロソフトが24日公表した1-3月期(第3四半期)決算は、クラウド事業が引き続き好調で、売上高と利益がいずれも市場予想を上回った。また、基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」の売上高も、半導体不足によるパソコン(PC)販売の落ち込みを背景とする最近の弱含みから持ち直した。  純利益は88億1000万ドル(1株1.14ドル)と、前年同期の74億2000万ドル(同0.95ドル)から増加した。  売上高は14%増の305億7000万ドル。このうちクラウドコンピューティング事業は41%の増収となり、売上高全体のおよそ3分の1を占めるまでになった。