英携帯電話サービス大手ボーダフォン・グループは30日、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の製品にぜい弱性が見つかったと明らかにした。同社製品は安全保障上のリスクだとする米国の主張に反論しているファーウェイにとっては痛手となる。ボーダフォンによると、ぜい弱性が見つかったのは2011年および 2012年製のファーウェイ製品で、通信機器メーカーが実施するテストで広く使われる機能に関するもの。イタリアの通信網で行っていたセキュリティー定期点検で見つかった。ボーダフォンは、ファーウェイが迅速に問題に対処したとしている。ファーウェイの広報担当者は、ぜい弱性が判明したことを認識しており、早急に対処したとコメントした。
ファーウェイ製品にぜい弱性、英ボーダフォンが発見
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