米連邦準備制度理事会(FRB)の新理事人事を巡り、ドナルド・トランプ大統領の次なる候補としてポール・ウィンフリー氏が指名される可能性が浮上している。ウィンフリー氏はかつてトランプ氏に国内政策について助言していたが、現在は保守系シンクタンクのヘリテージ財団で経済政策研究を統括している。ホワイトハウス関係者によると、現在2席が空席となっているFRB理事の1人にウィンフリー氏が検討されている。ウィンフリー氏は、候補に指名される可能性についてホワイトハウスから連絡があり、理事職に関心があることを伝えたと認めた。ホワイトハウス関係者はウィンフリー氏の検討はまだ初期段階にあるとしている。元レストランチェーン幹部のハーマン・ケイン氏と経済評論家のスティーブン・ムーア氏がFRB理事候補への指名を辞退して以降、他に明確な候補の名前は挙がっていなかった。
FRB理事候補にウィンフリー氏浮上、トランプ氏元側近
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