【ワシントン】ホワイトハウスは7日、元法律顧問のドン・マクガーン氏に対して、ロシア疑惑捜査を巡る書類の提出を求める議会の召喚状に応じることを拒否するよう指示した。米議会による監視の取り組みを巡り、政権と議会の対立が激化している。  マクガーン氏の弁護士は、米下院司法委員会のジェロルド・ナドラー委員長(民主、ニューヨーク州) 宛ての書簡で、「米政府の重大な機密保持の利害や大統領特権に関わることを示唆している」ため、ホワイトハウスから同委員会が要求していた文書を提出しないよう指示されたと説明した。